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活用術

マイナンバーでもトラブル続出!

2016年1月から始まったマイナンバー制度ですが、今現在のマイナンバーカードの普及は今一つのようです。

2018年3月におけるマイナンバーカードの人口に対する交付枚数率は10.7%とのことです。

ですが、トラブルの方は徐々に発生しているようです。

例えば、

1.通知や手続きに関するもの

市役所の職員を名乗る者が訪問し、「市役所から来ました。マイナンバーカードにお金がかかる」などと言われ、登録手数料名目にお金を騙し取られたなどの被害が発生しています。

2.情報の流出をかたるもの

警察官を名乗るものから電話があり、「マイナンバーの暗証番号が漏れている」「キャッシュカードや通帳を回収して確認する」などと言われ、訪問してきた男にキャッシュカード1枚と通帳2通をだまし取られたなど。

3.利用範囲を偽るもの

携帯電話に「アダルトサイトの未納料金がある」とのメールが届き、メールに記載された番号に電話したところ、「延滞料金や違約金が発生しており、このままでは裁判になる」「マイナンバーにこの件が登録される」などと言われ、相手に言われるがままに電子マネーを購入し、その電子マネーの利用に必要な番号を教えたり、指定された口座にお金を振り込んだりしてしまうなど。

4.マイナンバーの提供や利用に関するもの

公的な相談窓口を名乗る者から電話があり、偽りのマイナンバーを教えられその後、公的機関に寄付をしたいという別の男性から連絡があり、そのマイナンバーを貸してほしいと言われたので教えた。翌日、「マイナンバーを教えたことは犯罪に当たる」と寄付を受けたとされる期間を名乗る者から言われ、記録を改ざんするため金銭を要求され、現金を渡してしまったなど。

5.通知や手続きに関するもの

自宅にスーツ姿の男性が来訪し、「明日、マイナンバーの通知カードが届くが、お金を支払わないと通知カードが白紙で届く」というので、現金を渡してしまったなど。

 

これらは冷静に考えれば「おかしい」と思われますが、相手は言葉巧みに攻めてきますので結果騙されてしまうようです。

この様な場合は直ぐに対応するのではなくて、一旦身内に連絡を取り説明をして意見を訊いてみたり弁護士費用保険ご加入の方は「弁護士直通ダイヤル」を利用するといった対応を、心掛けるようにしていただくことをお勧めします。

<一般社団法人日本マイナンバー管理協会ホームページ内参照>

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