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弁護士費用保険コラム

簡易裁判所-5

4.支払い督促手続き

金銭などの支払いを求める支給について、裁判所へ出頭することなく、書類の審査のみで、迅速に解決を図る手続きです。証拠の提出が不要、申立手数料が訴訟手続きの半額です。

※債務者から異議申し立てがなされると通常訴訟手続きに移行します。

裁判所ホームページ参照

いずれの方法も個人で行うのは勇気がいるかもしれませんが、個人で抱え込むよりは法律の専門家や調停委員会に介入してもらうことにより早期解決につながるかもしれません。

クレーム処理

先日、家のオーデリック製の照明器具が故障しメーカーに連絡したんです。まだ購入後1年くらいであったので故障するには早すぎると思ったんですが、電球色と蛍光色の切り替えができるタイプなのに電球色が点灯せず蛍光色も明かりが何だか暗いような気がしたので一度説明書の中にある「故障かな?」と思ったときに行う作業もしてみたのですが解消せず・・・ メーカーにメールにて連絡したのです。

翌日連絡があり一度調査するとのことで現品を送ることになりました。その間照明がないと困ると伝えたところ代替え品もお借りでき修理中何不便なくすごせました。後日修理が終わり送られてきたのですが原因は基盤の故障とのこと。原因が分かり問題も解消されたので結果良好でした。

以前もメーカーや商品は違いますが連絡がこなかったり、遅かったりした企業もあったので企業のイメージはこういったケースでは迅速な対応が結果を左右されるのだろうと改めて考えさせられました。

簡易裁判所-4

3.民事調停手続き

 裁判官と一般市民から選ばれた2名以上の民事調停委員とで構成される調停委員会が、当事者双方の言い分を聴き、話し合いによる解決を図る手続きです。非公開の手続き。申請手数料が訴訟手続きの半額です。

当事者同士だとお互いに言いたいことを言うために話し合いは平行線をたどることが多いですが、第三者を交えることで冷静に話し合いができるのが解決への近道だと思います。

裁判所ホームページ参照

簡易裁判所-3

2.少額訴訟手続

60万円までの金銭の請求に限り、原則として1回の審理で終了する訴訟手続き。

分割払いや支払猶予を認める判決がされる場合もあります。

これは第1回の期日前と期日に主張書面と証拠(書類・承認)を提出しなければならないので事前準備が必要になります。

裁判所ホームページ参照

簡易裁判所-2

少し細かく見ていきましょう。

1.通常訴訟手続(標準)

原則として140万円までの請求について、判決による終局的な解決を図る手続きです。当事者間の折り合いがつけば、和解により、解決される場合もある。

裁判官が主張と証拠に基づいて判決しますが、証拠などは御自身で集める際それぞれ自己判断によるところが大きいと思いますので、内容が不十分であったりすることにより、思ったように解決するかは分かりません。(私自身の見解です)

裁判所ホームページ参照

 

 

簡易裁判所ー1

●そもそも簡易裁判所は全国に438庁あり、比較的アクセスしやすい場所にあります。

●簡易裁判所では手続き案内(法律相談ではありません。)を実施しており受付窓口やウェブサイトに各種手続きの
 申立書などの書式があり、一人でも簡単に手続きができます。

●訴手続訟きでは、一般市民の健全な良識を反映させるため、一般市民の中から選ばれた司法委員が関与する制度があり、
 また調停手続きでは豊富な社会経験を有する一般市民の中から選ばれた調停委員が関わります。

 

そして迅速な解決ができるかもしれません。

1.通常訴訟は90%以上が3回以内に終了。

2.民事調停は80%以上が3回以内に終了。

3.少額訴訟は原則1回で終了。

4.支払督促は書面審査のみ。

2021年3月度 現在   裁判所HPより引用

 

最近・・・

人間はある年齢を境に病院通いが多くなると昔上司に言われたことがありますが、今その年齢に達したのかと思うことが増えてきました。

簡易裁判所

皆さんは簡易裁判所と聞いてどんなイメージがありますか?

お堅いイメージ、難しそう、弁護士を交えてテレビなどで見る法廷のイメージ等々いろいろありますが、私も弁護士保険「Mikata」を取り扱う前は、一生関わりたくはない小難しいイメージがありました。何かトラブルになって友人や知人に相談されたり、ご自身で調べられたりする方もいらっしゃるかとは思いますが、もしご自身で調べられ解決の糸口を見いだせるような方であれば簡易裁判所で民事トラブルを解決されるのも一つの方法ではないでしょうか?

それには4つの手続きがあります。次回へ続く

卒業シーズン

3月も中盤に入りましたがこれから月末にかけて卒業式なども始まり、4月からは新しい生活がはじまる方も多くいらっしゃると思います。

一人暮らしを始める方もいるとは思いますが、私は学生の時は下宿生活をしていたのです。(何十年も前ですけど・・・)今では「下宿」という名前さえ久しく聞いたことがないのですが今も数は減れどもあるんでしょうか?

今では珍しいと思いますが当時そこの下宿は夫婦二人でやっており、約10人ほどの学生が生活をしていました。朝と夕食は大家さんが作ってくれたので食べることには困りませんでしたし面倒見の良いご夫婦でしたので相談事なんかもしている学生もいました。基本一人部屋でしたが、夜中はよく先輩の部屋にみんなで集まり話をしたりして学生生活は楽しかったのですが、今のこのコロナ禍の学生さんは苦労されているのだと思います。早く皆さんが学生生活が楽しかったと言える環境になってほしいものです。

 

元上司が婚活事業を始めました!

以前勤めていた会社の上司が定年退職後に婚活事業を始めたので、現代の男女における家庭生活の意識について調べてみようと思いました。

日本人の昔の考え方で「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」というのを聞かれたことは一度は聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、今から27年前の男女の考え方はどうだったかといいますと、男女あわせて賛成60.1%、反対34%との調査結果があります。

ところが、令和元年の調査になりますと賛成35%、反対59.8%という逆転現象になるほど男女の意識が変わってきているのが明らかになっています。

内閣府 男女共同参画社会に対する世論調査より抜粋

27年前といえばバブル崩壊後の不況が深刻化しており、タクシーを止めるのに1万円札を見せていたような光景は無くなって久しい頃だったと記憶しています。(私はその当時車通勤だったので1万円札でタクシーは止めませんでしたが・・・)
当時団塊の世代の方々がバブルを経験されていたように思いますので、仕事が忙しく家庭を顧みない人も多くいたのだと思います。そういう考えの方が多かったのも時代だったのかもしれません。

不況後は非正規雇用が多くなってきており社会の変化、家族構成の変化、生活様式の変化、男女の考え方等々少しづつ変わってきたのでしょう。

私個人的には夫婦間で話し合って決めればよいことだと思いますが皆さんはいかがお考えでしょうか。

ご興味ある方は一度ホームページを覗いてみてください。→出張型結婚相談所 トランジション

 

※この記事の内容に関しましてはあくまで私個人的な見解ですのでご了承くださいませ。

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